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- エピソード―わたしと神経発達症
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周囲の理解について
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大人の神経発達症(発達障害)とは
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大人の神経発達症(発達障害)の身近な相談窓口
大人のASD
(自閉スペクトラム症)
監修:小坂 浩隆先生(福井大学医学部精神医学 教授)
他の人と話すのって難しい。
相手の気持ちがよくわからない。
大きな音が苦手。
ASDの特徴
ASDは、社会性・コミュニケーションの難しさ、パターン化した行動や興味・関心の偏りなどを特徴とする神経発達症(発達障害)です6)。
これまで、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などと呼ばれていた障害が、「ASD」とまとめて表現されるようになってきました8)。
人口の約1%が該当し、男性が女性の4倍多いとされています8)。
大人のASD
大人のASDでは、「親密なつきあいが苦手」「人と共感しない」「冗談やたとえ話がわからず文字通りの意味に理解する」「会話が一方的である」「急な予定変更に混乱する」「融通がきかない」などが指摘されやすいといわれます9)。仕事が臨機応変にこなせなかったり、対人関係に悩んだりすることもあります1)。
知的能力障害(知的障害)やADHD(注意欠如多動症)などの特性を併せ持つこともあり8)、日常生活、家庭、職場などで困難を抱え、精神的な不調を伴う(二次障害)こともあります1)。
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