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![神経発達症(発達障害)の人が三人で会話しているイラスト](https://xn--u9jy52g0ehtz3atza30khriw74b.jp/images/tips/three-people-talking.webp)
ASD
(自閉スペクトラム症)
![](https://xn--u9jy52g0ehtz3atza30khriw74b.jp/images/heading-decoration.png)
他の人と話すのって難しい。
相手の気持ちがよくわからない。
大きな音が苦手。
![大人の神経発達症(発達障害)でコミュニケションに悩んでいるイラスト](https://xn--u9jy52g0ehtz3atza30khriw74b.jp/images/adult/asd_1.webp)
ASDの特徴
ASDは、社会性・コミュニケーションの難しさ、パターン化した行動や興味・関心の偏りなどを特徴とする神経発達症(発達障害)です6)。
これまで、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などと呼ばれていた障害が、「ASD」とまとめて表現されるようになってきました8)。
人口の約1%が該当し、男性が女性の4倍多いとされています8)。
社会性・コミュニケーションの難しさ
- 言葉を文字通りに受け取ってしまい、混乱してしまう
- 相手の気持ちが読み取りにくい
- 「はい」「いいえ」で答えられない質問が苦手
興味・関心の偏り
- 目でみる情報の方が理解しやすい
- 部分にとらわれて全体として捉えることが苦手
- 予期しない変化はとても不安
感覚の過敏さ・
鈍感さ
- 肌触りがいいものを触り続ける
- まぶしいところが嫌いで薄暗い部屋にいるのが好き
- 大きな音が苦手
https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000633453.pdf(2023年2月21日アクセス) American Psychiatric Association: DSM-5精神疾患の分類と診断の手引.医学書院.2019.p.26-29を参考に作成
大人のASD
大人のASDでは、「親密なつきあいが苦手」「人と共感しない」「冗談やたとえ話がわからず文字通りの意味に理解する」「会話が一方的である」「急な予定変更に混乱する」「融通がきかない」などが指摘されやすいといわれます9)。仕事が臨機応変にこなせなかったり、対人関係に悩んだりすることもあります1)。
知的能力障害(知的障害)やADHD(注意欠如多動症)などの特性を併せ持つこともあり8)、日常生活、家庭、職場などで困難を抱え、精神的な不調を伴う(二次障害)こともあります1)。
![大人の神経発達症(発達障害)で人付き合いに悩んでいるイラスト](https://xn--u9jy52g0ehtz3atza30khriw74b.jp/images/adult/asd_2-1.webp)
![大人の神経発達症(発達障害)でスケジュール管理に悩んでいるイラスト](https://xn--u9jy52g0ehtz3atza30khriw74b.jp/images/adult/asd_2-2.webp)
ASDかも?と思ったら「神経発達症(発達障害)の診断」「診断を受けるべき?」