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エピソード―わたしと神経発達症
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周囲の理解について
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困っていること
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大人の神経発達症(発達障害)とは
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自分の特性を知る―医療機関に相談する
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大人の神経発達症(発達障害)の身近な相談窓口
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二次障害
監修:小坂 浩隆先生(福井大学医学部精神医学 教授)
神経発達症(発達障害)の特性による失敗を繰り返してしまう。
また同じ失敗をしたらどうしよう。
そのような不安や恐怖から、心身の不調をきたしてしまう。


神経発達症(発達障害)の特性を持っていると、初めてのことに対する強い不安や、特定のものごとに対する強い恐怖、失敗体験などを繰り返すことで、ストレスを感じてしまうことがあります。さらに、他人との違いを感じながら、不安感や孤立感を抱いて成長してきたことや、適切な援助が得られなかったことなどが複合的に影響し合い、不安障害などの二次障害の発症につながる場合があります。
主な二次障害には、不安障害、うつ、対人恐怖、心身症(心理的な要因で体に症状があらわれる)などがあります。


二次障害の症状で気になる時は
「神経発達症(発達障害)の診断でどうなる?」「神経発達症(発達障害)の診断はどこで受けられる?」
引用・参考文献
- ・日本発達障害学会監修: キーワードで読む 発達障害研究と実践のための医学診断/福祉サービス/特別支援教育/就労支援―福祉・労働制度・脳科学的アプローチ―. 福村出版株式会社, 2016, p54-55.
- ・司馬理英子: アスペルガー・ADHD 発達障害 シーン別解決ブック. 株式会社主婦の友社, 2014, p17-48.