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神経発達症(発達障害)を身近に感じられる、
共に過ごしやすい社会に
神経発達症(発達障害)を生まれもって自覚している方はいません。就学前に気づかれることは、むしろまれかもしれません。
神経発達症(発達障害)の特性の強い方々の多くは、ご自身の特性のために社会生活の困難さ、日常的な生活にも過ごしづらさを感じています。さらには自信喪失や社会参画に不安を感じている方も多いです。
私たち医療者の中でもこの概念が浸透しきれていない現状ですから、家族の困り感、職場の理解不足が往々にしてあることが予想されます。
本サイトが、よりよく共に過ごしやすい社会構築への一助になることを期待しています。
当事者だけでなく家族や職場の同僚が神経発達症(発達障害)について正しく理解し、早期対応の契機となることを、そして、診断の有無にかかわらず神経発達症(発達障害)の特性を個性として活かし、自信をもって社会に参画ができるような良き経験をされる方が増えていくことを願う次第です。
小坂 浩隆
福井大学医学部精神医学 教授